地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

〒650-0006
神戸市中央区諏訪山町3-1
TEL:078-371-6184
FAX:078-371-4972

マリンポートツーリズム・インターンシップ

「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門
日 時:11月23日(金)24日(土)25日(日)
場 所:神戸波止場町TEN×TENを中心とした神戸港周辺施設
参加者:キャリア・コミュニケーション学科1年生5人 村上教授、TA由城

■ インターンシップ概略

【概要】
 11月の3連休を使って、現代GP「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門は、インターンシップを実施しました。これは、「みなとを活かした次世代のまちづくり」を提唱するNPO 法人神戸グランドアンカーと連携し、みなとまち神戸の魅力を若者の視点で再発見し情報発信するための教育の一環です。
 今回3日間で行われたインターンシップの研修内容は、次の3つからなります:@TEN×TENに集う作家へのインタビューや取材を元に、グランドアンカーが発行する広報誌『神戸波止場町TEN×TEN』vol.12に掲載する原稿のドラフトを作成すること、A施設見学と施設での接客業務、B「ACT山手」の展示パネル制作。

【インタビュー取材】−第1日目
 今回、学生たちは4人の作家に対して取材を行いました。そのうちの2名について、以下に紹介いたします。
 天然石アクセサリー作家の小林ひとみ氏は、《ひとつしかないあなただけのアクセサリー》をテーマに人気作品を生み出し、2007年には念願であった法人を立ち上げました。小林氏は化粧品会社に就職後、色彩の勉強をし、その後転職して阪急百貨店に勤務、今に至るということです。それが決して遠回りではなく、現在自分がやっていることに結びつき、とても役に立っているとのことでした。
 もう一人は『布綴人』の樫木和子氏です。樫木氏は、百年以上もの歳月を重ねた布たちを丹念に集め、綴り、キルトを作っている芸術家です。「出来上がったときよりも、どんなデザインにするかを考えながら、それが頭に浮かんだ時、実際にはどんな作品ができあがるのだろうかと想像するときのほうが喜びがある」とのことです。男性の肌襦袢から新たな作品へと再構築する「古くて新しいものの魅力」を創造する試みは、「もったいない」精神と豊かな創造力の結合であることを伝えてくれます。
 学生は、取材を通して、インタビュー時の対応の仕方から自分のアピールの仕方・姿勢まで、とても大事なことを学べたと感想文で述べています。

自由行動で訪れた
「KOBEビエンナーレ2007」作品展

【施設見学・接客・有識者ヒヤリング】−第2日目
 第2日目には、主に施設見学・接客・有識者ヒヤリングを行いました。午前中には、神戸港振興協会進行部長の森田潔氏に、「神戸港の歴史と文化」と題して神戸港の歴史や船についてお話をしていただきました。
 また、森田氏の案内で、神戸港開港140周年を迎える2008年を目前に<帆船フェスタ>のため神戸港に碇泊中の「日本丸」「海王丸」を見学しました。
 その後は、「KOBEビエンナーレ2007」の作品展の鑑賞および会場見学を行いました。

展示パネル作りに取り掛かる学生たち 参加した学生たち、
神戸市長、村上教授

【ACT山手ブース 展示パネルの制作】−第3日目
 25日は、波止場町TEN×TEN内のキャリア・コミュニケーション学科学外学習拠点である「ACT山手」ブースの展示パネルを制作しました。テーマは、〈インターンシップ in TEN×TEN〉。インターンシップ期間中に撮影した写真、集めた取材記録を取捨選択しました。次にコメントを考える者、構成を考える者、写真や出来上がったコメントをアレンジする者に、役割分担をし、共同で作業を進めていきました。
 学生の感想によると、はじめは5人の参加者の間でコミュニケーションがうまく行かず、作業が進まなかったが、ディスカッションするうちに、作業過程に展開があったとありました。ここで作成した展示パネルは現在も波止場町TEN×TENに置かれています。
 この日は、「KOBEビエンナーレ2007」交流会の会場となっていたTEN×TENに兵庫県知事、神戸市長が来賓として訪問されました。参加した学生たちは、来賓のおもてなしからお見送りまでする機会を与えられました。


 今回、取材を通して、仕事場で実際に作品を見て、直接作家と話し、ものづくりについて学ぶことができたのは、学生たちにとって大変貴重な体験でした。学生の感想文には、作家たちが自分の好きな仕事に夢と情熱をもって打ち込み、生き生きと輝いて働く姿を目の当たりにできたことへの喜びと感謝の気持ちが強く表現されていました。展示用パネルを共同作業で見事に作り上げたことで、学生たちは、仲間の大切さやコミュニケーションのおもしろさ、そして、大きな達成感と充実感を味わうことができたようです。今後学生たちが、自分たちのキャリアや生き方を考える上で、こうした経験はたいへん有意義だと言えるでしょう。
 今後の課題としては、実施日数の拡大、記録の充実、単一業務の習得など、「経験してみる」から「より一歩実践に近づく」へとステップアップさせることが挙げられます。そして、それを次回のブライダルインターンシップ(3月6日〜9日実施)に反映させることが求められます。