地域・大学インタラクション型の学習事業
トップページ
取組概要
活動計画
  19年度
  20年度
  21年度
実施報告
  19年度
  20年度
  21年度

神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

〒650-0006
神戸市中央区諏訪山町3-1
TEL:078-371-6184
FAX:078-371-4972

「みなと神戸の歴史と文化」に関する有識者セミナー

 「神戸みなと塾」:「みなと神戸の仕掛け人〜とっておきの話」

「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門

日時 12月8日(土)14:00〜15:45
会場 神戸波止場町TEN×TEN土間ホール
参加者 キャリア・コミュニケーション学科1年生7名および2年生1名、
村上教授

■ 研修概略

【概要】
 12月8日、本学科と連携するNPO 法人神戸グランドアンカーが、「神戸みなと塾」を開催し、「みなと神戸の仕掛け人〜とっておきの話」と題するフォーラムを開きました。このフォーラムは、神戸のみなとや街を活性化させるために、それぞれの「仕掛け人」や「語り部」たちが取り組んでいる活動を広く情報発信するために開講されたものです。

【「仕掛け人」たちの話】

・黒田美紀さん(神戸市国際観光コンベンション協会観光部観光課)
 神戸港に入港する豪華外国客船やクルージング船のお世話をする仕事をしています。お客さまからよく聞かれる質問は、@美味しいお寿司が食べられるところ、Aお土産が買えるところ、B姫路城です。客船を迎える際、様々なパフォーマンスが行われますが、<よさこい>を踊るイベントや、琴、和太鼓などで日本らしさをアピールしています。
 また、最近神戸市は「KOBEフライ&クルーズ」という神戸空港から飛行機で観光するプランをPRしています。

・合田一行さん(早駒運輸 ファンタジー号船長)
 私が仕事を始めた30年近く前は、神戸港は荷役の仕事をする男たちで賑わっていました。今は見違えるようにきれいになり、カップルにも人気がある雰囲気のよい港に生まれ変わりました。美しい海の眺めとともに、船の汽笛などの様々な港の音や、季節によって変化する風や空気も存分に楽しんでほしいと思います。お客様に一番喜ばれるのは、海から見る夜景と間近で見ることのできる建造中の潜水艦です。写真の背景として人気があるのは、ポートタワー、次いでハーバーランドです。波止場エリアは、「神戸に来た」という実感を味わわせてくれるところです。

・森田 潔さん(神戸港振興協会振興部長)
 神戸は国際貿易港として開講してから今年で140年になり、現在230カ国500地域の国と貿易をしています。一番遠い国は、南米のチリです。1977年から1986年までは輸出が輸入を上回っていましたが、1993年からは輸入のほうが多くなりました。
 神戸やその周辺の場所には港に関する名前が多くついています(洲浜→須磨など)。神戸の魅力を探る上で、神戸の文化や交通、歴史について知ることはとても必要なことです(兵庫の由来、灘のお酒、鉄道開通、明石海峡大橋などについてお話がありました)。

・村上和子(神戸山手短期大学教授、NPO法人神戸グランドアンカー理事長)
  港を活かした街づくりこそが神戸にとって欠くことのできない取り組みであるとNPO法人を設立し、人づくり、ものづくり、産業や街のイメージ創出の拠点として2006年2月に「神戸波止場町TEN×TEN」を開設し、作家たちと一丸となって活動を展開しています。
 2006年の夏、情報ガイド本『神戸みなと物語〜マリンポートツーリズム』を出版し、マリンポートツーリズムを現在日本全国に向けて提唱し、情報発信する活動もしています。また、月に何回かクルーズ船に乗り込み、「みなとの語り部1号」として神戸港周辺をガイドしています。
 こうして市民として、港の魅力発見と創出に取り組むようになりましたが、ここにおられる講師の方々とも協力しあい、次なる行動を起こし始めています。来年以降、港周辺にホテルが次々と開業します。これまでの「港湾、物流のみなと」に加え、「発見や交流、憩い」のある快適な次世代のみなとまちづくりを、今日ご参加くださった皆様と力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

講演をする合田一行氏 同じく、公演する森田潔氏

 「今の神戸の港になるまでに、様々な人々が努力をし、発展させてきたことを知って、神戸の港を見る目が変わりました。」これは参加した学生たちの感想です。神戸を心から愛し、みなとまち神戸の魅力創出と情報発信に取り組む「仕掛け人」たちの熱意のこもった話を聞くことができたのは、学生たちにとって大変有意義な経験となりました。