地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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学外講師特別講義<特別セミナー>

 「韓国の昔の婚礼衣装や髪型デモンストレーション」

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日時 12月10日(月)13時〜15時10分
会場 ポートピアホテル「生田の間」
参加者 「ブライダルコーディネーター入門」(担当:村上和子教授)を受講する学生のうち希望者10名
講師 キム・ジュヨン氏、キム・ヘイム氏

■ 講義概略

【デモンストレーション】
12月10日(月)、「韓国の昔の婚礼衣装や髪型デモンストレーション」と題した特別セミナーがポートピアホテルにて開催されました。兵庫県美容業生活衛生同業組合の主催による「全美連着付師社内検定特別セミナー」の第一部「韓国の昔の髪型や衣裳などの講演」に出席し、韓国から招いた講師による講義を聞き、韓国の婚礼衣裳の着付・ヘアメイクの実演を見ました。
最初に韓国の昔の王后のカツラが紹介されました。大きさは日本の兜よりも大きく、重さは4キロ以上もあります。鳳凰などの豪華な飾りがついたそのカツラは、中国から韓国に嫁いできた王后にのみ特別に許されたものだそうです。講師のキム先生が、長年にわたる文献研究の結果、韓国で初めて再現に成功した貴重なものです。
次いで、3人のモデルが登場し、キム先生の指導の下、以下の6種類の婚礼衣裳のデモンストレーションが行われました。その多くは、宮中の衣裳を模したものです。なぜそういった衣裳が多いのかというと、ある時代から婚礼時のみ庶民も宮中の衣裳を身に着けることが許されるようになったからだそうです。

【6つの婚礼衣裳】

@宮中皇女の婚礼衣裳 A王后の婚礼衣裳

@宮中皇女の婚礼衣裳。美しい冠から長い布かざりが後ろにながれます。組んだ腕から垂らした白い布には「二姓之合」の文字が刺繍されていますが、これは2つの姓が結婚によってまみえるという意味だそうです。
A王后の婚礼衣裳。太い三編みを巻き上げて高く頭にめぐらす「あげ髪」が特徴的。衣裳は、金糸や金箔を使い王と王后にのみ許された龍と鳳凰がデザインされています。

Bキーセン風の婚礼衣裳 C宮廷女官風の婚礼衣裳

Bキーセン風の婚礼衣裳。キーセンとは中国の舞曲に精通した女性のことです。当時キーセンだけがしていた特別なスタイルです。梅の花が髪いっぱいに飾られ、優美の一言に尽きます。
C宮廷女官風の婚礼衣裳。韓国のテレビドラマ『チャングムの誓い』(2004年NHKBS2にて、2005年NHK総合テレビにて放送)でお馴染みのスタイルです。後ろで束ねた髪をテンギと呼ばれるリボン状の布で結んでいます。当時、衣裳の色やテンギの色は年齢や立場によって違ったそうです。

D中国に正規に認められた
王后の婚礼衣裳
E王后が特別な行事
のある時に来た衣裳

D中国に正規に認められた王后の婚礼衣裳。前述のカツラをつけ、笏(しゃく)を持ちます。カツラがあまりに重いので、当時のお姫さまは結婚式後、数日間寝込んだそうです。
E王后が特別な行事のある時に来た衣裳。横に二つに広がる髪型(コグミ)が特徴的です。


学生たちは、韓国の色鮮やかで豪華な結婚衣装や見事な髪型に目をみはっていました。今回の講義では、婚礼や衣裳についての理解を通して、その背景にある韓国の文化、慣習についても学ぶことができました。日本らしさ、神戸らしさを発揮したウエディングの魅力を追求するためにも、世界各地のウエディング及びその背景となる文化、社会、慣習について学ぶことは大変重要なことだと再認識することができました。

参加した学生たち