地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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岡山ザ・マグリットに見学に行きました(「魅力創出」部門 第8回学外研修)

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日 時:

2月5日(木) 11:30〜14:00

場 所:

THE MAGRITTE(岡山)

参加者:

1年生「特別演習B」履修者19名

引率者:

土井茂桂子
  (キャリア・コミュニケーション学科教授)
北村麻衣子
  (キャリア・コミュニケーション学科付助手)


施設見学

【概略】 
 岡山市内にあるTHE MAGRITTEは、ゲストを喜ばせる披露宴を第一に考え、既存の価値観を変えようとする、多くのこだわりを持つ企業です。そのTHE MAGRITTEの方々に、ホスピタリティ精神をさらに深く考えるきっかけをいただくため、去年に引き続き訪問させていただきました。

【施設の概要】
 落ち着いた雰囲気のロビーにて、担当の方のご紹介の後、学生たちは2班に分かれチャペルと3つの披露宴会場を案内していただきました。

<チャペル マンハッタンウェーブ・グランドクロス>
 母親の胎内をイメージして作られたチャペル、マンハッタンウェーブ・グランドクロスは、やわらかい間接照明とキャンドルのみを使用し、非日常を体感できる空間になっています。さらに声を発したときの反響音が母体の中から聞く外界の音に近い周波数になるよう造られています。
 宗教色を消すため十字架を飾っていませんが、カメラなどの画面を通して奥の壁を見ると、縦一列の照明と横一列のキャンドルとがまるで十字架のように見えるため、当日そのことに気がつかなかった人が後日写真を見て気づくということもあるそうです。
 幸せを運んでくるというバンブーチェアや円状に並べられた席は、ニューヨークの空間演出を取り入れています。また、室内には光が入らないようにしているので、ドアを開けて花嫁が入場したときにはシルエットのみが浮かび、まさに後光が差しているように見えるそうです。

<ザ・ハウストンルーム>
 1つ目の披露宴会場は、唯一光の入る明るくナチュラルな部屋で、2人の新居をイメージして造られています。まず目に入るのが入って左手にあるテラス。ベッドやお風呂、本棚までもがおしゃれに飾られています。当日の2人の席は、中央にある長方形の大きなテーブル。高砂席を設けずに、ゲストと新郎・新婦が気軽におしゃべりをし、披露宴を一緒に楽しむことができるようになっています。

<クラブ・モーガン>
 続いては最も大人の雰囲気のある、クラブ・モーガン。こちらには隠し扉から入るようになっていて、学生たちが探すもなかなか見つからず、扉を発見したときはとても驚き喜んでいました。会場は花嫁のベールをイメージした半透明の白いカーテンで包まれており、花を生けると花が宙に浮いているように見えるオブジェやブラックライト、バーカウンターなどが設置されているミステリアスな空間でした。バーカウンターでは新郎がお酒を造り、新婦がゲストに手渡すというおもてなしをできるとのこと。

<ザ・マグリットホール>
 さて最後は、ニューヨークにあるクラブをイメージしたというザ・マグリットホールです。こちらも照明が落とされ落ち着いた大人の雰囲気を持つ会場で、音響にも大変こだわっています。こちらの会場にもバーカウンターが、そしてその隣には大きな鏡のある小部屋が設けられており、当日そのスペースでゲストと共に写真を撮ることができます。ホールの中央には、大きな「マザーシップ」テーブルが、幻想的なブルーの光の中に白く輝くように浮かび上がっています。非常に独創的、幻想的な披露宴会場でした。

披露宴会場のテーブル チャペルの雰囲気

【講義内容】 
・羽原社長からのお話
 独自の経営理念や哲学、ご自分の経験など、映像なども取り入れながらお話をしてくださいました。その中でいくつか印象に残ったものを紹介します。
 @変人教育…世の中の魅力的、楽しいものの多くは、“変人”が考え出したもの。だから“変人”=「価値観や常識、世の中、自らを変えられる人」になろう、という考え。
 Aコミュニケーションが不足している現代、自分たちはウエディング・プランナーではなく、お客様を幸せにするコミュニケーション・プランナーである。そしてコミュニケーションは嘘があるとうまくいかない。
 B両親や家族、先祖、自分の周りの人たちに感謝する心を持ち、その気持ちを伝えることが大事。
 Cお客様はもちろん、スタッフも本心から楽しみ感動するような、“すごいウエディング”を続けることを目標とする。
 D人を楽しませるためには、いろんな経験をすることが大事。学生の間にできるだけたくさんのことをしておこう。
 その他、金沢に新しくオープンした施設のお話や羽原社長の著書のお話などもしてくださいました。

・ウエディング・プランナー竹内さんのお話
 プランナーになってもうすぐ3年になるという竹内さんは、やわらかい雰囲気のすてきな女性です。大学のころ式場で働くカメラマンに興味を持ち、そこからアテンドなども経験された後、岡山に来られたのだそうです。ご結婚をされていると紹介があったため、学生から「結婚をしていて仕事は大変ではないのか」という質問が出た際には、「プランナーの仕事は朝から晩まで続き、土日も勤務になることがあるため、家庭との両立は本当に大変。しかし自分の結婚式の経験があるからこそ、それを生かした接客や提案ができる。後悔しないよう一生懸命仕事を頑張りたい」とおっしゃっていました。他にも多くの質問が出ましたが、最後に、仕事に対し受け身でなく自分から動く人だけが残っていく、とおっしゃっていたのが印象に残りました。

披露宴会場を説明して
いただいている様子
披露宴会場横のテラス

【考察】 
 学生たちは、個性的で斬新な施設や理念を見聞きし、今までの常識を変え新しいものを生み出していくことの難しさや楽しさを学んだことと思います。また、スタッフの方のおもてなしに触れることにより、人を楽しませることについてやコミュニケーションの大切さなど、改めてホスピタリティ精神について考えることになったのではないでしょうか。