地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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神戸市中央区諏訪山町3-1
TEL:078-371-6184
FAX:078-371-4972


ブライダルインターンシップ

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日 時:

3月5日(木)〜8日(日)

場 所:

エスタシオン・デ・神戸

参加者:

「インターンシップB」履修者1年生5名

担当者:

川ア佳代子
 (キャリア・コミュニケーション学科教授)


インターンシップ

【概略】 
 昨年度に引き続き行われたエスタシオン・デ・神戸でのインターンシップ。本インターンシップには、「インターンシップB」履修者のうち5名が参加しました。内容自体は昨年と変わらず有意義なもので、やはり学生にとって大きな収穫があったようです。以下の文章は、学生の参加レポートをもとに作成しています。

【1日目、2日目】
 初日は、オリエンテーションと接遇マナーの研修でした。まず、施設内を案内していただきました。部屋の名前はヨーロッパの国々の地名になっています。そして、マナー研修をしていただきました。そこでは、身だしなみ(髪のまとめ方)や礼儀作法、メイク方法や話し方(声の出し方、ブレスの重要性、抑揚)、そして豊かな表情の重要性など、翌日からの研修において必要となる接遇マナーを、具体的に指導していただきました。「人の印象は5秒で決まる」と言われるほど厳しいサービス業の身だしなみを学びました。
 さらに、「忌み言葉」や「天赦日(てんしゃび=天がすべてのものを養い赦す日、大吉日)」や「三隣亡(さんりんぼう=選日の1つ。凶日)」の意味を教えていただきました。ブライダル業界は、縁起を尊ぶ業界でもありますので、暦に詳しくなければなりません。そうした基礎知識を初日には教わりました。
 2日目は、プランナー研修、コーディネーター研修、コスチューム研修、式典研修です。プランナーあるいはコーディネーターと呼ばれる仕事は、ただ式の流れを作るだけではありません。マーケティング知識に長けていなければならないですし、データやクライアントの希望を活かして式を構築する能力も必要です。プランナー研修、コーディネーター研修では、上記の内容を中心に講義していただきました。また、クライアントの世代に合わせて接遇も臨機応変に変更していかなければなりません。そのためのカウンセリング(クライアントの希望を聞く)作業も対話をしながら盛り上げていくことになります。
 コスチューム研修では、実際にドレスを試着させてもらい、花嫁の当日の雰囲気を体感しました。そこでは、ドレスの種類、コーディネート方法を教えていただきました。式典研修では、式の模様を記録したDVDを視聴し、式全体の流れを勉強しました。

参加した学生たち 初日、説明を聞いている様子

【3日目、4日目】 
 3日目、4日目は、前の2日間で学んだことを実践に移す日です。実際にお客様と接し、施設内をご案内させていただきました。披露宴前は特に慌しく、お手伝いをたくさんさせていただきました。3日目は、実際の挙式を見ることができました。初めて挙式に参加する学生もおり、多くのことを学べたように思います。また、挙式をすでに見たことのある学生にとっては、2日目に聞いた「花嫁への配慮」という視点から挙式を捉えなおすことが出来、発見の多い一日となりました。
 4日目は、実際に披露宴会場でドリンクを出したり、裏方作業を行いました。結婚式は華やかなイメージがありますが、裏方としての現場では非常に多くのスタッフがミスをしないように、協力し合って真剣に働いています。学生たちは慣れない仕事に非常に疲れたようですが、結婚式にかかる実務をすべて網羅する形で指導していただけた4日間でした。

【考察】 
 普段、本学科が開講するブライダル関連の講義等の中で、実務において「何が大切か」ということを理論的に学ぶことは出来ます。「なぜそれが大切なのか」もまた講義で学ぶことが出来ます。しかし、「なぜ大切なのか」を頭で「知る」ことと「なぜ大切なのか」を実際に「わかる」ことの間には大きな差異があることでしょう。学生たちはみな口を揃えて、今回のインターンシップ研修は、非常に貴重な体験であったと感想を述べています。おそらく、現場を体験したり、働いてみることには、言葉では教えられないなにかが、あるはずです。それが「体験」し、「わかる」ことの価値だと思います。