地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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観光リーフレットの配布と記者発表

「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門

日 時:

3月5日(木)

場 所:

波止場町TEN×TEN、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド、メリケンパークオリエンタルホテル、神戸市総合インフォメーションセンター、神戸市役所

参加者:

「みなとゼミ」受講生3名
および村上和子教授


リーフレットの配布と記者発表

【概略】 
 本学科「みなとゼミ」は、「マリンポートツーリズム」をテーマに、「神戸の魅力発見」と「魅力創出・情報発信」に多面的に取り組んできました。その一貫として制作してきた観光リーフレット『KOBEの楽しさ無限大∞ 絶景のパノラマビュー 海からの神戸』が、2月下旬に刷り上ってきました(構成が完成したのは1月末)(※注)。今回は、そのマップの配布と記者発表を行いました。その内容を報告いたします(なお、この観光リーフレットは波止場町TEN×TENのHPでも紹介されています→こちらをクリック)。

【海に面した2つのホテル】
 観光リーフレット作りは、配布をして初めて意味が生じるものです。まず、「みなとゼミ」の面々が訪れたのは、このリーフレット作りにおいて拠点としていた「ミナトもの創り匠館〜波止場町TEN×TEN」のすぐそばにある、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド、メリケンパークオリエンタルホテルです。どちらのホテルもみなと周辺の観光ガイドとして、設置してくださることになりました。特に、このエリアに進出して間もないラ・スイート神戸では、全客室に設置していただけるとのことです。
 マリンポートツーリズムの商業的な代名詞とも言える海に面する2つの人気ホテルが、このプロジェクトに積極的に参加することには、非常に大きな意義が感じられました。(後日、神戸ポートピアホテル、ホテルオークラ神戸をはじめとする、市内のホテルにも観光リーフレットを届けに行くことになっています。)

【神戸市総合インフォメーションセンター】
 その後、神戸市民をはじめ多くの観光客が訪れる、神戸交通センタービルにある神戸市総合インフォメーションセンターに、観光リーフレットが出来上がったことの報告と、配布のお願いに行きました。ここは神戸市内で最も利用者の多い観光案内所です。職員の方は全員がベテランの女性です。いつも笑顔でいろいろな対応をされているみなさんは、学生たちの到着を心待ちにしていてくださり、1年の労をねぎらってくださいました。「いいのができたね」「お客様に一番知ってもらいたいことは?」「オススメのポイントは?」「みんなのお思いを伝えるからね」等などの受け答えを通して、学生たちは地域で活躍されているこうした多くの方に、成長を見守られ根気よく支えていただいていることを、あらためて感じ取ることができました。

観光リーフレットを
説明する様子
市政記者クラブにて

【市政記者クラブ】
 場所を移し、市役所内にある市政記者クラブで記者発表を行いました。市政記者クラブには20数社の各新聞社の市役所詰め記者の方たちが、神戸市の取材基地にしているところです。この日は神戸市議会が開かれていて、2週間前から幹事社の記者の方が会見時間の調整にご尽力くださいました。学生たちにとってプロの新聞各社の記者にこのような場所で、自分たちの取り組みを説明するなどということは初めての経験です。プレスリリースと観光リーフレットを手渡し、今回の企画の趣旨の説明からはじめました。
 記者からは、「何部発行したのか」「写真は誰が撮ったのか」「1年間取り組んだ結果、神戸はどのような街だと感じたのか」「何をポイントにリーフレットの制作にあたったのか」などの質問がなされました。それに対し学生たちは、このリーフレットが@神戸のすてきな眺望(景観)をポイントとしたこと、Aそのような眺望を見渡せる乗り物(スプラッシュ神戸、ポートライナー、シティー・ループバス、新神戸ロープウェーなど)に焦点をあてたこと、B一味違った神戸を味わうためのトリビアを観光リーフレットに盛り込んだことなど、提出された質問に答えていきました。
 また、3月10日には、個別取材で村上教授が『産経新聞』の取材に応じました。その際には、「何回のゼミでここまでまとめたのか」「どんなところに配布をするのか」「調査をしていくうちに、学生たちが変わっていったことは」などの質問があり、最後に「充実した内容、女子学生らしさがでている」と、好評を女性記者からいただきました。

【神戸市役所】
 神戸市役所での記者発表のあと、学生たちがお世話になった神戸市みなと総局みなと振興部を訪れ、お礼と観光リーフレット完成の報告をしました。学生たちが部屋に入るや、振興部長をはじめみなさんが仕事の手を休め、いすから立って学生たちを迎え入れてくださいました。そのあたたかい歓迎に、学生たちははにかみながら各人が神戸の魅力や印象を、お礼の気持ちに重ねてコメントしました。職員の方の大きな拍手や、思いがけない部長からの卒業おめでとうメッセージや激励をいただき、一同大感激しました。そこでも、非常にいい作品になっているとの言葉をいただきました。

【考察】 
 学生たちはこの1年、みなとゼミでは実動をするのには、90分の授業時間では足りない、ということから隔週で、1回を3時間にまとめて行動をすることにしました。しかし、仕上げに入った昨12月から、特に1月、2月は毎週のように原稿の最後の仕上げ、デザインや写真選びに多くの時間を費やしました。学生たちは不特定多数の観光客に、神戸のみなとや街の魅力を伝えることの難しさを学ぶと同時に、「広報の意義」「情報の正確さと送り手の責任」「伝達の重要性」を基本に、取材現場で多くの人に出会い、知らなかった多くのこととを知識や情報として学びとっていきました。学生たちが常に心がけたのは情報に新鮮味があり、同じポイントでも切口が違う紹介の仕方。これまでにない独創性のあるテーマ、リーフレットを手にして人が「行きたい見たい」といった衝動に駆られるような記事にチャレンジすることでした。
 この1年、学生たちは文化交流施設「ミナトもの創り匠館〜波止場町TEN×TEN」を拠点にしながら、最初は戸惑いながらも、勢力的に調査活動を展開し、特に後期に入ってからは「好奇心をもつこと」「知ることの喜び」を感じ取るようになっていきました。
 学生たちは「お互いを活かし、みんなで協力しあう楽しさを知った」「人見知りで人とあまり話せなかったのが、たくさんの大人たちに出会い、誰とでも話せるようになった」「神戸を知れば知るほど、神戸の街が大好きになった」「自分に自信が持てるよう成長できたゼミ」と、この1年を各自が総括しています。
 振り返れば、NPO法人や行政との連携プログラムにも積極的に参加し、実に多くの地域のキーマンの方たちから教えをいただき、人のやさしさや情熱にも出会うことのできる、恵まれた日々でした。学生たちにとって、「みなとゼミ」での最後の発表となった、神戸市みなと総局振興部訪問時の、大勢の職員の前で一人一人が挨拶した、各人の達成感と自信からくるその内容と力強さに、学生たちのこの1年の成長を容易に汲み取ることができました。
 
 (※注)『KOBEの楽しさ無限大∞ 絶景のパノラマビュー 海からの神戸』は神戸山手短期大学、波止場町TEN×TEN、神戸市総合インフォメーションセンター、神戸海洋博物館・カワサキワールド、神戸中突堤中央ターミナル、メリケンパークオリエンタルホテル、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドなど、神戸市内の観光施設にございます。後日、神戸地下鉄海岸線の各駅にも設置予定です。
 郵送をご希望の方は、k-kurahashi@kobe-yamate.ac.jpに「観光リーフレット希望」と題し、住所、氏名、希望部数を書いてメールでお問い合わせください。1週間以内にお届けいたします。