地域・大学インタラクション型の学習事業
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村上「みなとゼミ」による神戸の魅力のフィールド調査
マリンポートツーリズム平成20年度第7回学外授業

「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門

日 時:

10月21日(月)13:30〜17:00

場 所:

ポートタワー、神戸ハーバーランド・モザイク

参加者:

「みなとゼミ」受講生5名
および村上和子教授

テーマ:

神戸の港をまわる


学外授業

【概略】 
 今回は、「みなとゼミ」の大きな目標であり、卒業制作の課題ともなっている観光リーフレット『神戸の楽しさ無限大〜パート2』制作の本格化にともない、三宮駅からメリケンパーク、ポートタワー、神戸ハーバーランド・モザイクを歩いて回りました。以下は、学生のフィールドノートをまとめたものです。

【調査内容】 

<ポートタワー>
 メリケンパークには神戸港のランドマークであるポートタワーが建っています。神戸ポートタワーは、全長108メートル、世界最初のパイプ構造を持つ建造物で、1963年の建設以来、日本建築学会作品賞など多くの賞を獲得している神戸港のユニークな存在です。
 普段神戸に住んでいると、あまりに馴染みがありすぎて、逆にタワーの展望フロアにあがる機会は少ないものです。今回の調査をいい機会と捉え、全員で展望フロアまであがってみることにしました。まず、1Fのチケット売り場で、大人600円の料金を支払い2Fに行きます。2Fはレストランとお土産売り場が配置され、さらに3Fまで上るとゲームコーナーと回転スカイラウンジ(床が20分で1周する構造になっています)があります。2Fからエレベーターで4F、5Fの展望台にあがることが出来ます。
 展望台にあがると、ぐるりと東西南北360度の景観が一望できました。六甲山、異人館、三宮・元町の街並み、神戸港、メリケンパークに、ポートアイランド、そして2006年に新設された神戸空港……。本学キャンパスも視界に映ります。幸い、当日は天気も良好で、はるか泉南(大阪)や和歌山あたりまでよく見渡せました。日中だったので、残念ながら夜景を見ることは出来ませんでしたが、ここから見る夜景はきっとロマンチックな雰囲気を演出してくれることでしょう。
 観光リーフレット『神戸の楽しさ無限大〜パート2』制作の際にも、この展望台からの視点を収めた写真を取り入れると、一味違ったマップが出来上がるのではないか、と思います。またひとつ、アイディアが膨らみました。

ポートタワー上から見える景色 ハロウィンの装いのモザイク

<神戸ハーバーランド・モザイク>
 続いて向かったのは、神戸ハーバーランド・モザイク(MOSAIC)です。神戸モザイクとは、神戸ハーバーランドの東エリア、神戸港ウォーターフロントに広がる複合商業施設のことです。ショッピングセンター、レストラン、遊園地、映画館などを備えています。モザイクの普段のイメージは、食事をしながら神戸港の景色が楽しめる、少し贅沢な場所というものです。さらに、心地よい潮風に吹かれながら、モザイクからメリケンパークの景色を眺めていると、ゆったりと流れる時を味わえ、まさに癒しの空間ともなります。そんな観光複合商業施設であるモザイクを、わたしたちはどのように紹介したら、うまく伝えられるのでしょうか?
 何よりもまず、モザイクは、近年では若いカップルが神戸で真っ先に訪れる場所ではないでしょうか。全体的な街並みのデザインは南ヨーロッパ風建築をモチーフにしています。ですが、10月はちょうどハロウィンの時期でもあり、モザイク内のショッピングフロアはアメリカ的なハロウィンの装いが施されていました。
 モザイクの北東側には、先ほど訪れたポートタワーがあり、中突提ターミナルのある湾を挟んで向かい正面には、半円状の形態をした神戸メリケンパークオリエンタルホテルがあります。そして、その南側にある川崎重工の造船所の傍らには、建造中のコンテナ船や潜水艦の姿を間近にみることができ、神戸が世界を代表する造船のまちであることが、実感できます。今回初めて、建造中の船を見ることができましたが、船の大きさと迫力に、全員が圧倒されてしまいました。神戸港周辺は、まるで映画のシーンを見るように、多くの魅力的な観光要素が、海に面して様々な顔を見せています。それこそが人・モノ・文化が行き交う港ならではの姿なのではないか、と感じさせます。

【考察】 

 観光リーフレット『神戸の楽しさ無限大〜パート2』制作は、真上から特定の土地を見下ろしたもの(俯瞰)が一般的と言えるでしょう。しかし、今回の視点・視線・視界は、真上というよりも、やや斜め上から見たもの=「ポートタワーの展望台から眺めた景色」、湾内から見たもの=「モザイクから眺めた景色」です。そのように視線の位置を変えることによって、新たなアイディアがあふれ出すこともあるでしょう。また、それによって同時に何らかの「新しさ」を発見することに繋がっていくはずです。