地域・大学インタラクション型の学習事業
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村上「みなとゼミ」による神戸の魅力のフィールド調査 マリンポートツーリズム2008年度第9回学外授業

「魅力調査」(マリンポートツーリズム)部門

日 時:

12月2日(火)

場 所:

波止場町TEN×TEN、神戸港観光フェア、「スプラッシュ神戸」

参加者:

「みなとゼミ」受講生4名および村上和子教授

テーマ:

神戸観光の現状と人気の背景を探る


学外授業

【概要】 
 これまで何度も企画会議を重ねてきましたが、新しい観光リーフレットのサブタイトルは「絶景のパノラマビュー 海からの神戸」になりました。神戸観光の魅力を「海」という視点から多角的に探り、その豊かな魅力を存分に引き出した観光リーフレットを作成したいと考えています。今日の予定も以下のとおり、「海」つまり神戸港を中心とした観光調査です。
 ・観光リーフレット『神戸の楽しさ無限大〜パート2』の企画会議
 ・神戸港観光フェアの視察研修
 ・市内観光水陸両用船「スプラッシュ神戸」乗船取材

【観光リーフレット制作会議】
 前回の会議で、新しいリーフレットの表紙の写真は、「スプラッシュ神戸」を採用することになりました。「スプラッシュ神戸」は日本初の水陸両用船で、陸も海も走ることができ、神戸の山と海の街というイメージを表象するのに最適だと考えたからです。今日は、それに乗船し撮影や取材を行います。その直前の取材準備を波止場町TEN×TENで行いました。

参加した学生たち スプラッシュの上から
街の様子を調査

【神戸港観光フェアの視察研修】
 取材準備、企画会議の後、12月1日(月)より中突堤中央ターミナル(かもめりあ)2階で開催されている「神戸港観光フェア」(神戸港振興協会・神戸市主催)を視察しました。
 
 <展示内容> (神戸市HPより
 ◆神戸観光案内コーナー 神戸市内の観光案内、ルミナリエ紹介、観光マップ、パンフレット配布
 ◆神戸港コーナー 神戸港の姉妹・友好港の紹介、神戸港の懐かしい写真展、船の模型展示、クルーズ客船等の写真展、遊覧船、フェリー、神戸空港、神戸-関空ベイ・シャトルのPRほか
 ◆ミナトものづくり匠館(波止場町TEN×TEN)コーナー 神戸港の上屋(倉庫)を改造した芸術工房
 ◆神戸の情報発信 神戸ビエンナーレ 2009、デザイン都市・神戸ほか
 フェアの展示内容のほとんどは、すでにゼミで勉強したり、実際にフィールドワークをしたりして学生たちのよく知っているものでした。これまでゼミで学んできたことの総復習になったということは意義深いことですが、さらに、学生たちがゼミの体験学習を通してたくさんのことを学んだということが確認でき、自信と達成感につながったことはたいへん有意義なことだったと考えます。

【「スプラッシュ神戸」乗船取材】
 よい天気に恵まれ、学生たちもまさに観光気分で取材を楽しんだようです。メリケンパークからスタートして、北野異人館街、旧居留地、元町、南京町、神戸ハーバーランド、はね橋などの人気観光スポットを廻ったあと、海上をクルーズします。周遊時間は陸上約60分、海上約20分の計約80分です。観光水陸両用船は、2007年10月に日本で初めて神戸に登場しましたが、まだ全国的にはあまり知られていないので、力を入れてその魅力を取材して広く発信したいと思います。以下は学生のレポートからの引用です。
 陸から車が海に入る瞬間が、とてもドキドキしました。車が海に浮いた瞬間、座席の下から身体にその感覚が伝わってきます。目の前に海面が迫り、海から見る神戸がいつもと違った迫力です。
 海からも山からも、神戸の景色を短時間に密度濃く見ることが出来ました。神戸は本当に、ウットリするぐらいきれいでステキな街です。またそのことが強く感じられるツアーでした。今日は、普段したことのない経験ばかりで、いい思い出になりました。これはぜひお勧めしたい、神戸観光のひとつです。

【考察】 
 今回のゼミは、観光リーフレットのテーマが決まったことにより、これまでより、各自の自覚、問題意識がより鮮明になってきた感があります。
 ほかの発行物にはない独自性とポイントをどこにおくか。またその表現をどのようにしていくか。あらためて撮りなおしをしなければならない写真は何点あるか。記事として欠くことのできない施設で、取材がまだのところはどこか、など。こうしたテキパキとしたやり取りの中で、学生たちが刺激しあい ながら成長していることがうかがえます。
 どちらかといえば、チームワークを得意とするメンバーではなかった今回のゼミ生。8ヶ月間のフィールドワークを通じ、お互いがそれぞれの個性を知り、そのことを活かそうとする配慮があり、内面的充実をも確認できるゼミになってきました。だからこそ、みんなが楽しみにしていた水陸両用の「スプラッシュ神戸」の乗車を、全員がそろって体験できなかったことを、心から悔しがりました。
 目的の「観光リーフレット」の作成に向け、工程はやっと調査から情報を発信する準備に入りましたが、この日、タイミングよく開催されていた「神戸港観光フェアー」の見学研修をしたことで、これまで調査してきた情報の再確認ができたことと、違った観点から紹介している展示パネルや展示物を見ることができ、自信とやる気を奮い立たせたことは大きな成果といえるでしょう。
 同時に自分たちが、神戸のみなとの魅力を印刷物にして発信していくことに対する、意義や責任感にも少しずつ変化が出てきたようで、直後の、スプラッシュ神戸の乗船体験は、五感で情報を伝えようとするいき込みが各人から強く感じることができました。