地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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ラヴィマーナ神戸施設見学(「魅力創出」部門 第7回学外研修)

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日 時:

12月25日(木)午後1時〜3時

場 所:

ラヴィマーナ神戸

参加者:

17名
(1年生「特別演習B」履修者及び2年土井ゼミ学生)

引率者:

土井茂桂子
 (キャリア・コミュニケーション学科講師)
阿部華子
 (キャリア・コミュニケーション学科付助手)


学外研修

【概要】 
 今回は、学外研修として平成20年11月23日にグランドオープンした「ラヴィマーナ神戸」を見学しました。神戸ポートアイランド沖南側の神戸空港島に位置し、海と風に囲まれたこのブライダル施設のコンセプトは「癒しのアジアンリゾート」だそうです。元来リゾートウエディングといえば、リゾート地(軽井沢や沖縄、北海道など)において展開されていたものを指しますが、あえて都市部の神戸で展開ということになったその背景と特徴、ターゲット層や今後の展望、さらには就職にいたるまであらゆる角度からのお話を、セールスマーケティングマネージャーの吉備由佳氏より伺い、神戸におけるウエディング市場の開発と課題について考える研修としました。


研修内容

【施設見学】
 まず、ポートライナーで神戸空港駅に到着後、シャトルバスで現地に赴きました。神戸空港もそれほど利用者は多くないので、平日昼間ということもありさらに閑散とした感は否めませんが、それがかえってリゾート感を醸し出しているといえるかもしれません。
 まず3つのバンケットルーム(ヴィスタマーレ・ヴィスタティエラ・ヴィスタラティール)を見学。それぞれ、スカンジナビアンテイスト、ヨーロピアンテイスト、アジアンテイストと様相をかえた設(しつら)えで様々な展示会にも食事会にも対応できるようになっています。このバンケットルームは、リゾートホテルのバンケットルームとレストランウエディングの中庸のような位置づけで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
 次は、「水のチャペル」です。これは若者に非常に人気があるチャペルで、光が余すことなくチャペルを包み込み煌(きらめ)きの中で挙式が執り行われるようにデザインされています。この施設にはもう一つ吉野杉をふんだんに使った「森のチャペル」があり、「水のチャペル」とは対照的です。ラヴィマーナにはヴィラ施設(ヴィラデセティ・ヴィラデグラシア・ヴィラデアマランス)があります。これらはいわゆる邸宅ウエディングをイメージして建てられており、先程のバンケットルームとこちらのヴィラを招待客の顔ぶれによって時間差で両方を使って(例えばヴィラで親族と食事会→バンケットルームで友人との披露宴、バンケットルームで披露宴→ヴィラで二次会等)ウエディング展開するパターンもあるようです。邸宅ウエディングはやはり学生にはたいそう人気で、目を輝かせている様子が手にとるようにわかります。
 続いて、前述した吉野杉の「森のチャペル」を見学しました。このチャペルは正面の大きなガラス越しに明石海峡大橋を臨み、現在の木造建築最大の13メートルの高い天上を持つ純木造建築の石と木による温かなチャペルで、スコットランドの建築様式も盛り込まれているようです。「水のチャペル」を“輝き”“軽やか”“天空”と表現するならば、こちらは“温かな”“重厚な”“大地”と表現したい雰囲気です。広告などで目を引くのが「水のチャペル」なので当初そちらを目当てに来館した客も10人中4人がこの「森のチャペル」を選択するというのも頷ける、素晴らしい重厚感を漂わせています。

森のチャペル リゾートをイメージした内装

【講義内容】 
 「森のチャペル」内で吉備氏より細かなお話の時間を得ることができました。「癒しのアジアンリゾート」というコンセプト、「広い海・空・空港をあえて街中で!」という意図のもと、施設の売りは、
  ◇ホテルの・・・ステイタス・安心・安全感
  ◇ハウスの・・・ホテルで今までにない一軒家風のアットホーム感
  ◇レストランの・・・料理に集約するおもてなし
  ◇海外ウエディングの・・・自由さ
の4つの形態の良いところをひっくるめて一つにしているとのことです。ターゲット層は広く、ターゲットエリアも全国各地とのこと。これは空港隣接地ならではのターゲットエリアといえるでしょう。さらに婚礼にとどまらず様々なパーティー・展示会を見込んでいるとのことです。そして年間3000組(日本最大級)の受注件数を目指すということでした。
 ブライダル・サービス業界就職に向けての話もしていただきました。受注の鍵を握る最後の決め手はやはりスタッフの対応であると強調され、ブライダル・サービス業界で働くスタッフとしては、
  @素直な心の持ち主(否定的な態度のものは否)
  Aミリ単位の細やかな対応をさらっとできるような人
  B自分の物差しを相手の物差しに合わせられる人
  C前向きに学ぼうとする人
が望まれるとのこと。この業界に就職を希望する学生は必死にメモをとっていました。話の聴き方についても話して下さいました。つまり、メモを取る学生とそうでない学生とを比較し、熱心な態度に対して話し手も応えようとするということを教えてくださいました。

テーブルコーディネート 説明を受ける様子

【考察】 
神戸におけるこのような広大な敷地での展開に、まさにリゾートを髣髴とさせる異空間を感じさせられました。学生の言動からもわかるように、「行ってしまえば実に満足する」のですが、いかにそこまで足を伸ばさせるかの工夫が今後の課題のように思われました。学生への働きかけとしては、今後ラヴィマーナへの導きを学生の観点からどのように一般にアピールしていくかというアプローチ方法を考えていくよう促し、産学協同となりうる提案力を身につけさせていきたいと考えます。