地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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FAX:078-371-4972


リーガロイヤルホテル大阪に講義研修/見学に行きました
(「魅力創出」部門 第1回学外研修)

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日 時:

6月13日(土) 14:00〜17:00

場 所:

リーガロイヤルホテル大阪

参加者:

キャリア・コミュニケーション学科2年生6名

引率者:

川ア佳代子
  (キャリア・コミュニケーション学科教授)
阿部華子 
  (キャリア・コミュニケーション学科付助手)
小西祥華
 (キャリア・コミュニケーション学科TA)

講 師:

田中清寛氏(リーガロイヤルホテル宴会・ブライダル担当支配人)ほか


施設見学

【概略】 
 昨年度に引き続き、老舗シティホテルであるリーガロイヤルホテル大阪の施設見学・講義研修を実施しました。最初会議室に通していただいた後、田中清寛支配人に館内の案内をしていただきました。

【施設の概要】

<2階 予約サロン>
 結婚式や一般宴会、会議などの打ち合わせのために、2人席用、4人席用のブースがたくさん設けられていました。この日も何組かのお客様が打ち合わせをされていました。
<4階 鳳凰殿(神式式場)>
 神式の式場です。昔は2つの神式の式場があったそうですが、チャペル式の結婚式が主流となり、現在は鳳凰殿1つのみですが、この頃は神式で式をするカップルも徐々に増えてきているとのこと。親族席の座り方、親族席の列の左右の違いなどの説明を聞きました。神式の場合のみ、式終了後に同じ会場で親族紹介が行われます。また、神式は親族のみで執り行われますが、最近では日本文化に興味をもたれる海外からのお客様が参列される場合もあるそうです(リーガロイヤルは坐魔神社の分霊が祀られています)。
<2階 チャペル「カロスクロノス」>
 「カロスクロノス」とは、ギリシャ語で「よい時」を意味するそうです。木目と白とを基調にした小さいチャペルは、洗練された落ち着きのあるイメージです。壁面のステンドグラスからは柔らかい陽の光が入り、白大理石で作られたバージンロードは、白とピンクの花で囲まれており、学生たちからは「かわいい」という声があがりました。プロテスタント用のチャペルですが、人前式やカトリック式にも対応できるそうです。見学当日は、韓国式の結婚式が行われたようです。
 チャペル前室(ホワイエ)では、フラワーシャワーやブーケトスが行われるそうです。フラワーシャワーは、この「カロスクロノス」でのみ可能です。
<2階 桂の間(中宴会場)>
 中宴会場は桐の間、菊の間、桂の間の3部屋が並んで2階にあります。それぞれ正餐スタイルで120〜180名、ビュッフェスタイルなら200名くらいまで収容可能とのこと。
 桂の間は、天井や壁面がすべて純白で、間接照明の効果もあり、部屋全体が輝いている雰囲気です。余談ですが、会場の設営や後片付けをされる場合は、省エネのため部屋の照明を落として作業されます。
<1階 メインラウンジ>
 吹き抜けの天井、紫雲をイメージしたクリスタルシャンデリア、堂々とした高い柱、フロアに流れる小川のせせらぎ、庭園の豊かな緑とほとばしる滝が、まるで本当の森の中にいるような落ち着いた荘厳な雰囲気をかもし出しているメインラウンジ。ここでも特設祭壇を設けてキリスト教式と人前式の結婚式が執り行われるそうです。
<2階 クリスタルチャペル>
 ヨーロッパ調の鉄柵を開けて入ると、ふかふかの絨毯とヨーロッパ的な装飾にあふれた豪華な広い廊下がずっと奥まで続き、まるでヨーロッパのお城に入ったような錯覚を起こします。廊下の横には親族の待合室などの部屋が並んでいます。チャペル前室も広いため、多くの友人や親族とゆっくり歓談ができるようになっています。
 チャペルは、天井高が12.5m、バージンロードが15mあり、関西最大級のものです。このクリスタルチャペルは、ホテルの建物から突出した建築で、周辺に遮る建物がないため両側のステンドグラスから射し込む幻想的な光に包まれて4つのクリスタルシャンデリアが輝きを放ちます。入り口上部には、パイプオルガンと聖歌隊のためのバルコニーがあり、神聖かつ荘厳な挙式が執り行われます。田中支配人からバージンロードを歩くときのセレモニーについての説明を聞いた学生たちは、自分の晴れ姿を想像して目を輝かせていました。
<2階 牡丹の間(小宴会場)>
 60〜70名を収容できる小さい宴会場で、華やかな中にもアットホームな雰囲気が持てるような披露宴会場でした。

田中氏からの会場で
講義を受けている様子
参加した学生たち

<3階 ロイヤルホール(大宴会場)>
 天井の直径18mの多面形ドーム状シャンデリアが、ドームを形作るガラスに反射してまばゆく光輝きます。ホテルとしては最高水準の劇場機能を備え(音響室・照明室・同時通訳ブースなど)あらゆる用途で利用可能な宴会場です。ドームの照明は色を変えることができ、フロアの真ん中の円形部分が360度回転するようになっているため、ケーキ入刀などの際のあらゆる演出に対応できるようになっています。昨年もある芸能人の親族が、ここで披露宴をしたそうです。
<3階 光琳の間(大宴会場)>
 音響、照明室、同時通訳ブース、昇降可能なステージを配する光琳の間は、ロイヤルホールと合わせると最大2,000名まで収容できる、ホテルで一番大きな部屋です。通常は披露宴の場合、3分割して利用されることが多いそうです。尾形光琳の「燕子花(かきつばた)」をモチーフに統一された会場は格調高い雰囲気につつまれています。当日は350人規模の結婚披露宴が行われるとのことで多くのスタッフが手際よく準備される中、見学させていただきました。会場前には、ピンク色のバラの生花がふんだんに使われたアーチがあり、入場する前から気分が盛り上がっていました。正餐スタイルで40卓以上のテーブルが並び、高砂席には花園のように八重のバラが装飾され、絢爛豪華な会場に学生たちは圧倒されていました。会場が広いためサイドには大きなモニターが設置されており、音響や映像のブースを特別に見学させていただきました。学生たちは、披露宴の準備中のスタッフの方々の無駄のない動きに感心していました。
 この日は韓国式の結婚式、披露宴ということで、照明ブースから少しの間見学することを許してもらえました。新郎新婦の衣裳は韓国宮廷風の衣裳で、厳粛かつ美しいものでした。招待客のうち女性は大半が民族服で、絢爛豪華で、披露宴をいっそう華やかにしていました。披露宴に関しては、新郎新婦が高砂席に来られる時まで見学させていただきました。

【考察】 
 見学研修の後、ご案内とご講義くださった田中清寛氏と今年度より就職している本学科卒業生の政井綾乃さんを囲んで、歓談のひと時が持たれました。学生は一人ひとり感想や質問などを述べました。一番多かったのは光琳の間で行われる披露宴についての感想でした。当日執り行われるのは韓国式に則った結婚式や披露宴ということをお聞きし、学生たちは大いに興味を持ったようです。施設見学の中では、クリスタルチャペルが印象的だったという感想でした。やはり学生たちのチャペル人気は根強いようです。
 また就職活動が難航している学生たちは、政井さんからブライダル関連の企業選びや面接対策などの適切なアドバイスを受け参考にしていました。
 リーガロイヤルホテルは大都市大阪の中心地に位置するシティホテルですが、ホテルスタッフはみなさん最高の笑顔でおもてなししてくださります。田中支配人から接遇で一番大事なことは〈挨拶〉と〈笑顔〉だと学びました。今回の研修で、学生たちはホテルスタッフ全員がそのことを実践していることにあらためて気づきました。また、施設を見学しただけではなく、それを実際に機能させている多くのスタッフの裏方での並々ならぬ努力や、おもてなし精神を実際に知ることができ、たいへんよい勉強になったと思います。