地域・大学インタラクション型の学習事業
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神戸山手短期大学
キャリア・コミュニケーション学科

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ラヴィマーナ神戸講義研修/見学に行きました
(「魅力創出」部門 第2回学外研修)

「魅力創出」(アトラクティブブライダル)部門

日 時:

7月22日(水) 11:00〜12:30

場 所:

ラヴィマーナ神戸

参加者:

特別演習B受講者22名

引率者:

土井茂桂子
  (キャリア・コミュニケーション学科講師)
倉橋耕平
  (キャリア・コミュニケーション学科TA)

講 師:

吉備由佳(ラヴィマーナ神戸セールスマーケティングマネージャー)


学外研修

【概略】 
 第2回学外研修は、昨年度に引き続き、まだオープンして8ヶ月のラヴィマーナ神戸を訪れ、講義研修ならびに見学を行いました。「癒しのアジアンリゾート」をコンセプトとして持つこの施設は、リゾートウエディングをあえて人工的に都市部の神戸で展開しています。そのコンセプト作りや、ターゲット層や今後の展望、さらには就職にいたるまであらゆる角度からセールスマーケティングマネージャーの吉備由佳氏に施設の解説を含めて、講義していただきました。


講義研修内容

【施設について】 
 最初に案内されたのは、「水のチャペル」です。天気があいにくの曇りで、残念でしたが、天気がよければ、空と海がきれいに見え、ここを下見したカップルは一発で決める、というくらいです。このチャペルは、光が余すことなくチャペルを包み込み煌(きらめ)きの中で挙式が執り行われるようにデザインされています。また、床はシアター式になっていて、後部座席になるにつれて、段差がつけられています。
 この施設にはもう1つ吉野杉をふんだんに使った「森のチャペル」があります。訪れたときには、実際に行われる挙式音楽のリハーサル中でした。このチャペルは正面の大きなガラス越しに明石海峡大橋を臨み、現在の木造建築最大の13メートルの高い天上を持つ純木造建築の石と木による温かなチャペルで、スコットランドの建築様式も盛り込まれているようです。開業当初は水のチャペルを選択されるお客様が多かったようですが、現在では、完全に半々になっているようです。また、2つのチャペルには、挙式中にチャペルの周りを移動する人々やスタッフが視界に入らないように、各施設に2つ以上の動線が確保されていました。
 そのほかに、ラヴィマーナ神戸では、スカンジナビアンテイスト、ヨーロピアンテイスト、アジアンテイストの3つのバンケットルーム(ヴィスタ マーレ、ヴィスタ ティエラ、ヴィスタ ラティール)と、4つのヴィラがあります(ヴィラ デ バース、ヴィラ デ アマランス、ヴィラ デ グラシア、ヴィラ デ セティ)。
 普段は、4つのうちの1つをカフェとして開放しています。カフェを開くヴィラは、毎日異なっています。この日は、二階建てで、3方向がガラス窓になっているヴィラ デ グラシアでカフェが運営され、神戸空港の職員さんがランチに訪れていました
 利用方法は、お客様によってさまざまで、チャペルで挙式後、バンケットルームで披露宴をし、ヴィラで二次会を開く、といった利用方法の例もあるそうです。

講義の様子 水のチャペルの施設説明
を受けている様子

【講義内容】 
 講義をしていただいた吉備由佳氏によれば、ブライダルの仕事をするときに、欠かすことのできない要素は、「オリジナルの感覚」「オンリーワンという意識」なのだそうです。他に同じものが存在するのならば、それは人の目を引かない。そして、売り出す側としても、何を売っていいのかわからない。
 ラヴィマーナ神戸のターゲット層は広く、ターゲットエリアも全国各地とのこと。これは空港隣接地ならではのターゲットエリアといえるでしょう。さらに婚礼にとどまらず様々なパーティー・展示会を見込んでいるとのことです。現在では、月間約100組のペースで婚礼が行われているそうです。
 ブライダル・サービス業界就職に向けての話もしていただきました。そこで、強調されたのは、ブライダルはしんどいけれどもやりがいのある仕事であることでした。また、学生からの質問に対応する形で、残業をするのならば、効率よく仕事をこなす努力をすること、吉備氏ご自身のキャリアの形成の変遷について、お話いただきました。

【考察】 
 一度敷地に足を踏み入れると、空港と海と空と、海を挟んで遠くに見える神戸市街地以外は、視界からその他の情報がなくなります。そうした立地のよさが、ウエディングにおける重要な要素である「非日常性」を演出していました。
 しかしながら、空間が素敵でも、最後は対応する人が肝心です。それゆえに、この業界では、自分の物差しを相手の物差しに合わせられる人材や、前向きに学ぼうとする人材が求められます。今後は、この見学と講義の内容を吟味しつつ、人材を育成していくこととともに、こうした魅力あるハードを、どのように活用していくのか、議論を深め、地域における産学協同で神戸の街を盛り上げる提案力を模索していきたい。